卒業生voice
春になり進学、進級を迎えられたみなさん、ご入学、ご進級おめでとうございます!
今回は、学習塾てらこやのご協力のもと、可能性の低いところから「逆境受験」で見事乗り越えた新高校生のお二人の受験エピソードをお届けします。
らしんばん: まずはお二人とも高校進学おめでとうございます。受験生活を振替ってみてどうでしたか?
杉本君: 僕は夏休み明けの模試で志望校の合格率30%をとってしまってからの受験でした。本当に合格できてよかったです。30%をとってしまったときは「もうだめかも・・・」と感じましたが、竹内先生たちから「まだいける!」と前向きな言葉で励ましてくれたので、それが原動力になりました。
戸苅君: 受験を終えてから振り返ってみたら、なんだかあっという間のことだったなという感じです。
らしんばん: では次にこれから受験を迎える生徒さんや保護者の方に向けて、「これが受験の秘訣だ」と思っていることを教えて下さい。
杉本: 受験勉強は長いので、とにかくポジティブに物事をとらえることです。結果が出なかったり、思うようにいかないときも、「これをクリアしたら今よりもっと成長できる」などと前向きに考えることで、自分の気持ちも高めることができました。
戸苅: 僕の場合は、中学2年生のときかなり成績が悪くて、このままじゃ高校進学さえも難しい状況でした。そのため、3年生になってから、授業態度を変えました。学校の授業を積極的に受け、発言や提出物をしっかり取り組むようにしたことが良い結果につながりました。
らしんばん: ここでお二人の受験指導を担当していた竹内先生からもお話をいただきたいと思います。二人ともある意味で「逆境」を乗り越えた受験だとお聞きしていますが、これを乗り越えた秘訣はなんだったのでしょうか?
竹内: 二人が言ってくれた事に加えて、「自分では解決できないときに、誰かの力を借りること」が上手だったかなと思います。戸苅君は、とにかくテスト週間になると毎日最初から最後まで塾に勉強に来ていました。杉本君は、苦手教科に対して「どうやったらできるようになるか」と常に相談に来てくれ、僕が出す課題に一生懸命取り組んでくれました。そういったがむしゃらな姿が「なんとかしてこの子の力になってあげたい」と自然に思ってもらえるカギになっているのだと思います。
らしんばん: なるほど、受験で大切なのは「人から助けてもらう力」なのかもしれないですね。高校生のお二人は、その力を育むにはどんなことが大切だと思いますか?では、まず杉本君からお願いします。
杉本: 頑張る姿勢をしっかりと見せつけていくことかと思います。先生たちの応援に、頑張った姿勢を見せることで応えていくことが大事なんじゃないでしょうか。
竹内: まさに杉本君はそれをやり切った受験生活だったように思います。僕が渡した課題を100%どころか120%でやり切ってくれる姿は教えていて本当に気持ちのいいものでした。
らしんばん: それはすごいことですね。杉本君は、夏休み明けの模試でかなり厳しい結果を突き付けられてしまったという話でしたが、そこからくじけずにいったというのはどのような思いがあったのでしょうか。
杉本: 逆に高い目標を立てられたのがチャンスでした。目標を高く立てたことで、やる気がないときやくじけそうなときに「これだと受からないぞ!」と目標が自分を奮い立たせてくれました。その結果、踏ん張ることができました。
らしんばん: なるほど、高い目標を立てたことで自分のやる気が高まったというわけですね。ぜひ、これらか受験を迎える子たちも、高い目標を立ててほしいですね。では、次に戸苅君はいかがでしょうか。
戸苅: 僕はすべてができているわけではないのですが、丁寧に人に接することなのかなと思います。悪口を言わないことや挨拶、御礼をしっかりといえることなどの基本的なことが大切だと思います。
竹内: 戸苅君が挨拶を欠かした日はほとんどなかったと思います。私からかなり注意を受けた日であっても、帰り際はしっかりと挨拶をして帰るなど、そういった点はしっかりできる子でした。後は、うちの事務所の近くを通ると必ず顔を出していくなど、「ほっとけなくて可愛げがある」子ですね。
らしんばん: 二人とも若いのにすごくしっかりと物事を考えているのはすごいですね。
竹内: 本当に自慢の生徒たちです笑 最後に僕から二人への質問なのですが、二人にとって「てらこや」で勉強していくことは、どうだったでしょうか?
杉本: てらこやでは、すべての先生がアットホームな雰囲気で接してくれます。塾に行くことが楽しかったです。自分のペースで指導してくれるのが本当に助かりました。
戸苅: 僕は小学生のころからてらこやに通っていますが、塾が嫌だなあと思ったことは一度もなかったです。
らしんばん: なるほど、皆さんのお話から、生徒さんと先生方がお互いに答え合いながら、しっかりと信頼して受験を乗り越えていったのだなということを強く感じました。
竹内: これは個人的な意見ですが、教育するうえで一番大切なことは「信頼関係」だと思っています。僕ら講師は生徒から信頼されるために、まず人間性や指導力を高めていかないといけません。そしてなによりも、子どもたちの可能性を信じ切る必要があります。信頼関係を築くポイントは、ギブアンドギブの精神で、とにかく信じることです。「こっちが信じるから、あなたも信じてね」というのではなく、講師が信じて全力で指導するからこそ、本当の意味での「信頼関係」がつくれると考えています。
らしんばん: みなさん、本日は本当にお時間をいただきありがとうございました。高校生のお二人は、これからの高校生活、ぜひ楽しんで、頑張っていってください!
一同: ありがとうございました!
【卒業生紹介】
杉本 皓(すぎもと こう)さん
夏の模試では合格率30%からのスタートだったが、愛知県立豊橋東高等学校に合格!
戸苅 俊祐(とがり しゅんすけ)さん
中学3年の1学期から2学期の間に内申を3アップ。愛知県立御津高等学校に合格!